写真データをクラウドに保存しよう Amazon PhotosとGoogleフォトの比較
クラウドに写真を保存しよう
大量の写真データ、皆さんはどう管理してますか? PCで管理しているとすぐにディスク容量がパンパンになってしまいますよね。特にRAWデータで保存している場合は、なおさら・・・。
私も今までは外付けHDDに写真を保存していたのですが「毎回外付けHDD引っ張り出すのが面倒!」「どのHDDにデータを保存したか忘れて探せない!」「とにかくもっとラクしたい!」・・・そんなときは、クラウドストレージを使った写真管理がオススメです。
写真管理に適したクラウドストレージサービスとしては、『Amazon Photos』と『Googleフォト』が有名です。「じゃあ、どっちがいいの?」ということで比較検討してみました。なお、本記事は2019年10月現在の情報になります。
AmazonPhotosの特徴
- プライム会員なら容量無制限で保存できる
- RAWやJPEGが無劣化で保存できる
- 動画は無劣化で15GBまで保存可能(1ファイル5GBまで)
- 検索機能はGoogleフォトと比べると弱い(日時検索のみ)
- 大容量データを大量保存するとレスポンスが悪くなる(らしい)
Googleフォトの特徴
- グーグルアカウントさえあれば、基本無料で使える
- 容量無制限だが圧縮される(写真は16MP以下、動画は1080以下に圧縮)
- 圧縮後も普通に閲覧する分には充分綺麗な画質
- 圧縮されても良いなら動画保存も無制限(1ファイル10GBまで)
- 写真の検索機能が優秀(写真に写っている人・物をキーワードで検索可能)
- RAW保存は、Googleドライブの容量を消費する(無料だと15GBまで)
- 無圧縮で保存したい場合やRAWの保存領域を増やしたい場合は、課金が必要
結局どっちがいいの?
ケースバイケースですが、私の用途の場合はAmazon Photosが良さそうです。ストックフォト用のデータはRAWで撮影することが多いので、RAWが無劣化で、しかも無制限に保存できるのはかなり魅力的ですね。また、既にAmazonプライム会員なので、利用料についても追加投資は必要ありません。
一方、「スマホやPCで見た時に綺麗なら画質は充分」「RAWデータって何?」という方はGoogleフォトが良さそうです。写真は16MP以下に圧縮されるという制限はありますが、拡大してじっくり見比べなければ画質の劣化はほとんど気になりません。また、優秀な写真検索機能が使えるのもGoogleフォトの魅力です。
両者のいいとこ取りで「バックアップ用にAmazonPhotos」 「閲覧用にGoogleフォト」と使い分けるのも、良いかもしれませんね。
大事なデータは外付けHDDにも保存しよう
クラウドストレージはとても便利なサービスですが、過信は緊密です。ネットワーク障害でサーバーにアクセスできなくなったり、最悪の場合データが消失してしまう可能性もゼロではありません。そのため、本当に大切なデータはクラウドだけでなく、外付けHDDにも多重に保存しておきましょう!
最近は大容量の外付けHDDがかなり安く買えるので、1台持っておくと安心です。HDDは大手メーカー品の方が品質が良く(ハズレが少なく)壊れにくいです。具体的にはウェスタンデジタル(WD)、バッファロー、IOデータあたりの製品が良いと思います。個人的にはWDがおすすめです。仕事で何十台も使っているので、やはり安心感があります。
まとめ
今回はAmazonPhotosとGoogleフォトを比較しました。ストックフォト用の写真データ保存には、RAWデータを無劣化で容量無制限に保存できるAmazonPhotosがピッタリのサービスですね。上手に使って写真管理をラクにしましょう。