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PIXTA(ピクスタ)が韓国Naver OGQ Marketとの提携を発表

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PIXTAが韓国Naver OGQ Marketとの提携を発表しました。

pixta.jp

 

 

Naver OGQ Marketは、韓国最大手のインターネット検索ポータルサイトである「Naver」がOGQ Co., Ltd.と提携して運営を行っている、スタンプ・写真・イラスト・音源等のデジタルコンテンツマーケットです。

 

Naver OGQ Marketで販売されるデジタルコンテンツは、NaverのサービスであるNaverブログNaverカフェといったサービス上でのブログ記事投稿やコメント投稿等の用途で利用されるそうです。

http://ogqmarket.naver.com/

 

PIXTAによると、下記すべての条件に当てはまる素材が対象となるそうです。

 

(1) PIXTAで販売中の写真・イラストで、定額制販売が許可されている
(2) 2019年3月12日(火)までに、PIXTAでの素材販売が開始されている
(3) 2019年4月2日(火)までに、一括販売不許可申請(提携サービスにおける販売の一括拒否)がされていない

 

「準備が整った素材から順次販売を開始する」とクリエイター宛のメールにて通知されていますが、提携サービスに提供するコンテンツはPIXTAによって選別されるようです。

クリエイター会員様が、定額制販売を許可しているコンテンツから、当社裁量で選別いたします。

 

コンテンツ提供の拒否すべき?承認すべき?

韓国市場でも売れる可能性が広がるので、基本的には承認した方が良さそうです。ただし、後述するようにクリエイターの収入としてはかなり少ない金額が設定されているので過度な期待は禁物です。

 

特別な理由(韓国市場とはいえコンテンツの安売りはしたくない等)があれば、コンテンツ提供の拒否を選択することもできます。

 

コンテンツ提供を拒否する方法

提携サービスへのコンテンツ提供設定ページにて設定の変更が可能となっています。

 

販売条件

PIXTAからの情報によると、販売条件は下記のようになっています。

■販売価格
 200韓国ウォン

■コミッション
上記の販売価格より、税金・提携先決済手数料・OGQ手数料等費用を差し引いた後に当社が受領する金額に対して、
単品販売に対する各クリエイター会員のコミッション率を適用した金額に相当するクレジットを付与いたします。

※販売価格が変更等した場合には、所定のページ(https://pixta.jp/channel/?p=32587)にその旨を掲載いたします。
※販売条件に関してはOGQ Co.,Ltd.と当社の協議により変更される可能性があります
※2019年3月にお知らせいたしました内容に変わりはございません。


その他、獲得したクレジットが付与されるタイミングやランクへの影響、
一括販売不許可申請のやり方など、詳しくはこちらのページよりご確認ください。

https://pixta.jp/channel/?p=32587 

つまり、クリエイターの利益としては下記のような計算になります。

 

(200韓国ウォン - 税金&各種手数料)× コミッション率 = クリエイター収入

 

2019年10月16日現在で200韓国ウォン=18.29円です。ここからさらに手数料やコミッション率分だけ減るので、かなり少ない金額(3〜5円程度)になりそうです。

 

まとめ

クリエイターにとっては、韓国市場でも販売することができるようになりますが、日本国内で販売するのに比べると単価はかなり低くなりそうです。その他のメリット・デメリットはまだよくわかりません。不安な人は、コンテンツ提供を拒否して様子見するのもありかもしれませんね。