FUJIFILMが新製品X100Vのプロモーションで大炎上!
FUJIFILMが新製品として発表したX100Vのプロモーションで大炎上しました。
事の発端は、プロモーション相手としてFUJIFILMが組んだ写真家 鈴木達朗さんのストリートスナップの撮影風景動画の公開でした(現在公式ホームページからは削除されています)。
RT出回ってきた富士フイルムの公式YouTube
— ちーさま📷 (@photorockwell) 2020年2月5日
「いい写真が撮りたいんですよ」じゃねーよ何堂々と盗撮推奨してんだよ。スナップだから盗撮じゃないとでも言いたいの?時代に付いてけてなさすぎるこれは老害にも程がある。現代でこんな事推奨してたら普通に会社潰れるぞ #fujifilm #富士フイルム pic.twitter.com/L2Onjy8lBX
Twitterを中心に視聴者の間で「これ盗撮じゃないの?」「明らかに嫌がってる」「芸術って言えば何してもいいのか」という具合に、一気に批判が集まりました。その結果、FUJIFILMは動画の公開を停止し、謝罪文を掲載しました。
この件は、Yahooニュース、Livedoorニュース、ITMediaなどの主要なニュースメディアでも取り上げられたこともあって話題が広がり、今も鎮火することなく炎上を続けています。
私見ですが、今回の件はFUJIFILM側の対応の悪さが事態を悪化させているなと感じます。鈴木達朗さんの撮影スタイルを鑑みれば、こういった批判の声が出ることは動画を公開する前に容易に想像できたわけで、広告代理店やFUJIFILM側にそういったリスク管理をできる人はいなかったのでしょうか。
また、結果的に組んでいた写真家を守るのではなく切り捨てるような事後対応になったことで、写真家界隈からも批判が相次ぎました。まさに四面楚歌です。
ストリートスナップの是非についてはここでは語りませんが、他人に迷惑をかけるような撮影をしないこと、肖像権や知財権を守る意識は、写真を撮る上では必ず意識すべきことだと思います。プロを名乗るならなおさらです。
個人的には、FUJIFILMは好きなメーカーですし、新製品のX100Vは本当に良い商品だと思っているので、製品自体はちゃんと売れて欲しいなと思います。熱意を持って製品開発をした開発関係者が報われるといいですね。